株式投資 FX 仮想通貨 チャートの読み方

投資


株式投資 FX 仮想通貨等様々な投資をする際に、


売買する基準として


『ファンダメンタル』分析

『テクニカル』分析


をして売買します。



『ファンダメンタル』分析とは投資対象会社の財務状況や業績、企業価値等を分析して売買するかを判断します。



かたや『テクニカル』分析はチャートのローソク足等を見ながら価格を判断します。



今回はこの『テクニカル』分析のチャートの見方について解説していきます。




目次

チャートについて




チャートとは、価格の上げ下げを現したグラフになります。


このチャートを見るだけで視覚的に価格の推移を判断出来ます。


縦軸(価格)・横軸(横軸)のグラフ上に右肩下がり・右肩上がりの線が描かれたのがチャートになります。




このチャート上に線ではなく、

緑・赤(色は自分で決める事が可能ですので、視覚的に分かり易い各自の色で設定)のボックス上に表されており物が日本で考案され世界的に利用されているローソク足になります。



このローソク足が非常に便利でこのローソク足単体で様々な情報を得る事が出来ます。



ローソク足

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ローソク足から得れる基本的な情報は


『始値』
『終値』
『高値』
『安値』


が分かります。



緑が価格上昇 赤が価格下落とした場合、


・始まった価格より上昇して終了した価格であれば緑 の陽線

・始まった価格より下落して終了した価格であれば赤 の陰線


となります。


ローソク足の上にピッピッと出た線は、


そのローソク足が作られる最中での一番高い価格が高値の位置
一番安い価格が安値の位置となっております。


又、このローソク足自体が任意で一本の時間軸を決める事が出来、


『1分足』『5分足』『15分足』『30分足』『1時間足』『4時間足』『日足』『週足』『年足』


と設定できます。(チャートツールによってはもっと詳細に時間足を設定出来る物も有り)


例えば『1分足』と設定した場合はローソク足一本が1分になりますので、


10本のローソク足があれば10分間の価格の推移が知る事が可能です。


同様に『5分足』に設定した場合はローソク足が12本あれば、


1時間の価格の推移が知れる事になります。


この様にローソク足だけでもかなりの情報を得る事が可能となっております。

次にチャートの価格情報をサポートしてくれる便利なツールをインジケーターを解説していきます。




インジケーター


インジケーターと言いましても多数あり、



トレンド系とオシレーター系に大きく分類されます



【トレンド系インジケーター】

その名の通りトレンドの方向性の予想をサポートしてくれます。
チャートに直接描写されますので、ローソク足と併せて利用します。
ただ、無数に表示すると視覚的に見づらくなるデメリットが御座います。


〇代表的なトレンド系インジケーター

『移動平均線』『一目均衡表』『ボリンジャーバンド』等



【オシレーター系インジケーター】

今の価格が『買われ過ぎ』なのか『売られ過ぎ』なのかを示してくれるツールになります。
チャートとは別に表示される事が殆どですので、
トレンド系とオシレーター系を別々に表示すつと非常に便利です。


〇代表的なオシレーター系インジケーター

『MACD』『RSI』『ストキャスティクス』等


トレンド系インジケーター

『移動平均線』


移動平均線とは字のごとく設定した期間の平均価格を線で表した物となります。

インジケーターの中でも人気があり、よく利用されます。

移動平均線といっても平均価格を求める計算式の違いによって、

・単純移動平均線

・加重移動平均線

・指数平滑移動平均線

など種類が御座います。


『一目均衡表』


日本で誕生したインジケーターになります。

・基準線

・転換線

・先行スパン1

・先行スパン2

・遅行スパン

から構成され、条件が揃った場合「三役好転」とし、相場の強気・弱気相場を判断されます。



「三役好転」

転換線が基準線を上抜ける(均衡の好転)

遅行線が価格を上抜ける(遅行の好転)

価格が雲を上抜ける(三役好転)


『ボリンジャーバンド』


ボラティリティ(相場の振れ幅)を視覚的に描写してくれます。

平均値から上下に線が引かれ平均値に近い線から上下に

1σ(シグマ)、-1σ(シグマ)
2σ(シグマ)、-2σ(シグマ)
3σ(シグマ)、-3σ(シグマ)

表されます。

更に+-1σの範囲内に約68%価格収まり、
+-2σの範囲には約95%、+-3σの範囲は約99%価格が収まる範囲となります。



オシレーター系インジケーター

『MACD』

移動平均線から発生させたインジケーターになります。

指数平滑移動平均(EMA)

MACD=短期EMA-長期EMA

シグナル=MACDの単純移動平均(SMA)

MACDとシグナルの位置を視覚的にわかりやすくしたのがヒストグラムになります。

ヒストグラム=MACD-シグナル となっております。

『RSI』

価格の上昇の強さを数値化したツールです。

数値が70~80を買われ過ぎ

20~30を売られ過ぎとしてみられ、

方向性を判断する事に利用されます。


『ストキャスティクス』


一定期間の高値と安値を利用し、

買われ過ぎなのか売られ過ぎなのかを数値化したツールです。

RSIは買われ過ぎの数値、売られ過ぎの数値で判断するのに対して、

ストキャスティクスは2本の線(「%K(パーセントK)」、「%D(パーセントD)」)にて売買シグナルを判断します。

売買シグナルとしてよく利用されるのが、

%K”が“%D”を上抜いた地点が買いシグナル

%K”が“%D”を下抜いた地点が売りシグナル

となります。



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